Windows10とArchLinuxのデュアルブート!
こんにちは。
今回は、ArchLinux*1とWindowsのデュアルブート*2をしたいと思います。
結果から言いますと、失敗し、Windowsを消してしまい、ArchLinuxもインストールできませんでした(が、成功例も載せます)。
その時の自分の考えと、やった行動を残すと共に、なんで駄目だったのかなどの勉強を兼ねて、執筆します。
前提として
私自身調べていく中で、デュアルブートはおすすめできません。
触るくらいなら、Virtualboxなどの仮想でいいと思います。
もしくは古いPCなどに入れたりのほうがおすすめです。
記者の眼 - WindowsとLinuxのデュアル・ブートに落とし穴:ITpro
当初の予定
完成図はこんな感じ(画像のUbuntuがArchだと考えてください)。
ArchLinuxのISOファイルのダウンロード
から「Japan」の「jaist.ac.jp」を選択し、「archlinux-[日付]-dual.iso」を選択しダウンロードします。
(「.iso」を含む項目の中では一番上にあります。)
Windowsに空きパーティションを作る
Windowsの方で、
「スタートメニュー→コンピュータを右クリック→管理をクリック」
でコンピュータの管理画面を起動、左側のツリー表示から「記憶域→ディスクの管理」でディスクの管理画面を起動し、Linux用のパーティションを作成します。
パーティションの分割は分割したいHDDの領域を右クリックします。
好みの領域のサイズを選択し、「ボリュームの縮小」をクリックすると、パーティションが、分割、作成されます。
このとき「未割り当て」というパーティションができます。
*このとき、網掛けのパーティションがあると思いますが、このパーティションがMBR*5です。今回のようにWindowsにLinuxを追加する場合はこのMBRがLinux用のものに変わります。
ArchLinuxのUSBインストールメディアの作成
この作業は、ArchWikiにはWindowsの場合は、「Cygwin*6」や、「dd for Windows」という方法が書いてありますが、この方法通りやっても自分はできませんでした。
後で調べたところ、書き込みがうまく行ってなかったようです(これが失敗の元凶)。
ですので、素直にLinuxにて、作成するほうが確実です。
# dd bs=4M if=[ISOファイルをパスで指定] of=/dev/[USBデバイス指定] && sync
ですので、私は
# dd bs=4M if=/home/user/Download/archlinux-2016.9.3-dual.iso of=/dev/sdb1 && sync
としました。
余談(失敗談)
ここで私の失敗を執筆します。興味ない方は飛ばしてください。
私は、先に書きました、WindowsでのUSBインストールメディア作成を試み、書き込みがうまくいかなかったです(たまに起動してもrootfs*7となっている)。
ですので、USBを使うのが悪いと考え、自分でISOファイルを展開し、空きパーティションに入れました。
これで、大丈夫だと思ったのですが、よく考えたら、MBRをGRUBに変えてないのに選べるわけがなく、Windowsも起動しなくなりました。
このとき私は、どっちのOSを選んでいいかわからないから、Windowsも起動しないと思ってました。
ArchLinuxをちゃんとインストールし、MBRをGRUB*8に変えれば、Windowsのパーティションは無事だから、復旧できるとも思ってましたが、後日、Archユーザーの先輩にUSBインストールメディアを作成してもらい、確認したら、Windowsのパーティションも消えてました。
この際に先輩とWindowsで書き込んだUSBとArchで書き込んだUSBの中身を比べたら、3bit目から違ってました。また、後ろの方は、ほとんど空っぽにもなってました。
これについては、自分の力不足もあり、まだ解明できてないです。わかり次第、追記します。
今回はここまでです。
次回は、「ArchLinuxのインストール」という記事で、残りの作業を執筆します。